滋賀医科大学 脳神経外科学講座

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研修医・専門修練医募集

明るく、前向きに、外向きに

「明るく、前向きに、外向きに」は当講座のモットーです。

どのような仕事でもそうですが、楽をして極められるものはありません。また目標を持たず毎日を漫然と過ごしたり後ろ向きな気持ちで仕事を続けていると得られるものも得られません。小さなことでも先の目標を設定し、必ず辿り着けると信じて、明るく、前向きな気持ちを持って、毎日少しずつでもよいので努力していくことが大切です。

昨今、研修医・医学生の外科離れが進んでおり脳神経外科も例外ではありません。その理由としては、緊急の呼び出しが多い、拘束時間が長い、手術は繊細で細かいので器用でないと出来ない、解剖の知識が要求されるため一人前になるのに時間がかかる、などのイメージがあるのかもしれません。

確かに脳神経外科は「脳」という重要な臓器を扱う以上、段階を踏んで確実に進んでいく必要があり、いわゆる「一人前」になるのに時間がかかるのは当然のことだと思います。歩みはゆっくりかもしれませんが、日々努力を重ねることで毎年自分の成長を実感でき新たな発見が生まれ、一生をかけて極めていくことができる仕事であると思います。顕微鏡手術は自分にはできないと最初からあきらめずに、「好きこそものの上手なれ」で熱意を持って正しい努力を重ねていけば必ずできるようになります。最初から自分の能力に限界を作り初心を捨てていくのは自分自身の人生において何のプラスにもなりません。「必ずできる」という強い信念をもち、明るく前向きで外向きな気持ちで進んでいって欲しいと思います。

当講座は入局していただける方を熱意をもって全力で応援します。大学では初期研修、大学院研究をサポートします。また国内・国外を問わず研修・留学先も数多く提携しておりますので個人の希望に応じた研修をデザインできます。勤務時間が不規則で緊急の呼び出しも確かにありますが、スタッフ全員で分担しますので若い方だけに負担がかからないように配慮もしております。

脳神経外科は神経疾患、脳や脊髄の血管疾患を外科的にも非外科的にも治療介入できる唯一の領域です。神経学に興味がある、顕微鏡手術がしたい、緊急処置・全身管理が出来るようになりたい、脳卒中を診られるようになりたい、高度な医療・最先端技術に接したいなど、脳神経外科に興味のある方は是非当講座に飛び込んできてください。相談があれば何時でも連絡してください。

研修プログラムへ

日々の努力が実を結ぶ

脳神経外科医局では、顕微鏡での手術練習が出来るように機材を準備しています。手術室で実際の手術を見学しつつ、練習室で疑似血管などを使用して、学生、研修医の段階からマイクロサージェリーの練習ができる環境になっています。練習にて手術手技を習得し、実際の手術で出来ることを実感し、脳神経外科医として日々成長していけるような体制を整えています。

女性も働きやすく

女性にとって外科系は体力的に働き辛いイメージがあると思います。しかし、実際には女性の感覚が求められる場面も多くあります。

当科では女性医師の要望に合わせて、キャリア形成をサポートします。 結婚、出産、育児というライフイベントと診療・研究を両立できるよう、環境整備や様々な支援をしていきたいと考えています(育休取得、産後の復職支援、育児中の勤務時間の相談など)。

外科系志望の方、興味はあるけど不安という方、お待ちしています。

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